下肢静脈瘤
下肢静脈瘤のよくあるご質問
高位結紮術(鼠径部で静脈を縛る)、ストリッピング術(静脈を抜き取る)、血管内焼灼術(レーザーやラジオ波で血管の内側を焼く)などがあります。最近ではこの血管内焼灼術が主な治療法となっています。
どの治療法も良い治療法です。当院ではどの治療法でも日帰り手術が可能です。治療法の選択は超音波検査を行ったうえで最良の方法を決めていきます。最近では静脈瘤の手術はレーザーとラジオ波で行うのがほとんどです。また、令和2年より、血管内塞栓術(接着剤・グルー治療)が保険適用となり、少しずつ当院でも症例が増えてきています。
手術費用は診療報酬点数に基づき算定しております。同じ手術野の手術ではメインの手術費用のみ算定するルールとなっておりますため、瘤切除術が追加になっても追加費用はございません。(麻酔など、手術に伴って薬剤を追加した場合はその分の費用が追加になります)
高位結紮術の場合はしばった糸がほどけてしまうと再発する可能性があります。ストリッピング術や血管内焼灼術の場合は治療した血管自体の再発はほとんどありませんが数年後、新たに血管が形成されることがあります。その場合はもういちど手術を要することがあります。
レーザー、ラジオ波どちらもカテーテルの太さはペン先程度なので糸で縫うような傷はできません。手術後は1日絆創膏を貼る程度の傷です。 焼灼術と合わせて瘤切除を行う場合も、数ミリの小さな傷なので数カ月後にはほとんどわからなくなります。
血管内焼灼術で治療した血管は血液が流れないようになりますが、その血液は他の無数にある静脈へと流れるため問題ありません。焼いた血管は細く縮んで数ヶ月で吸収されてなくなります。
静脈瘤の手術は初診時のエコーをもとに行います。見た目がボコボコしていても太ももにある大元の血管が悪さをしている場合がほとんどです。そのため、見た目の治療ももちろんですが大元の血管の治療が必要になります。当院では見た目のボコボコと大元の悪くなった血管どちらも治療していきます。
クモの巣状や網目状の静脈瘤そのものは悪さをするタイプの静脈瘤ではありません。しかし足の奥にある血管が静脈瘤になっている場合があるのでエコー検査をおすすめします。また、場合によってはそれらの静脈瘤に対して硬化療法という注射の治療を行うこともあります。
検査のみで受診ももちろん可能です。定期検査のみ行っている患者さんもいらっしゃいます。 ぜひ、ご相談ください。
患者さんの健康状態や年齢にもよりますが、基本的には一人で来院し手術を受ける方も多くいらっしゃいます。
手術の方法で値段が変わることはありません。
手術後の経過にもよりますが基本的には1週間履けばそれ以降は履かなくて良いとされています。 弾性ストッキングはみなさん履きにくい、窮屈そうなどマイナスなイメージが多いかと思いますが、正しい履き方で履けばその印象は薄れるかと思います。当院では弾性ストッキングコンダクターという資格を取得したスタッフを中心にストッキング種類の紹介や履き方指導を行います。またオリジナルの動画も作成しているので、心配せずにチャレンジしてみましょう。弾性ストッキングはエコノミークラス症候群予防やむくみ防止などさまざまなメリットがある靴下です。手術に関係なく気になる方はストッキングの購入のみのお問い合わせも可能ですのでぜひご連絡ください。
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