相談したら
「ほっといても大丈夫」と
言われるけど
本当に大丈夫なのか…
いちいち人に
「脱腸」と言われるのが
億劫だし
あんまり
いい気がしない…
入院とか
時間のかかるの嫌でしょ
すぐに仕事復帰できる
方法はないかな?
鼠径ヘルニアは、鼠径部の筋肉が緩み、隙間から腸が出ることで太ももの付け根の近く(鼠径部)が膨らむ病気です(脱腸)。治療は手術しかありません。筋膜の弱った部分に合成繊維のシート(メッシュ)を当てて腸が出ないようにする手術が一般的です。
新宿外科クリニックでは、できるだけ体に負担をかけないような手術法と麻酔で、早く元の生活ができるような日帰り手術を行っています。鼠径ヘルニアの手術後の社会復帰を妨げている大きな理由は、手術後の痛みです。痛みをできるだけ少なくするように当院で行っている手術方法は、鼠径部小切開法と腹腔鏡手術です。
■鼠径部小切開法
鼠径部小切開法は、皮膚の切開を小さくすることにより(3~5cm)手術後の痛みを少なくして日帰り手術を可能にした、当院で2007年開業以来行ってきた術式です。鼠径部小切開法では、まれに手術後に起きる鼠径部の違和感、しびれた感じも減少します。
■腹腔鏡手術
腹腔鏡手術は、おへそに小さな切開をして(2cm)、そこから腹腔鏡と鉗子を入れて行う手術です。さらに小さな切開で手術することができるので、より痛みが少なくなります。
腹腔鏡手術は今までは入院手術で行われてきました。
最近では経験と技術力が向上し、日帰り手術が可能なケースも増えています。
当院では腹腔鏡日帰り手術が可能かどうかは診察してから判断させていただいています。
当院では2007年の開院以来、累計7,700件以上の鼠径ヘルニア手術を行ってきました。
大きな病院では鼠径ヘルニア手術は研修医・若手医師が行うことが多く、鼠径ヘルニア専門の医師は少ないですが、再発や術後の合併症を少なくするためには鼠径ヘルニアを専門とする医師による手術が必要だと考えています。
当院では鼠径ヘルニアに絞って治療を行っているため、累計の症例数は7,700件以上にのぼります。
当院の鼠径ヘルニア手術では、点滴から眠くなる静脈麻酔を入れて眠った状態で手術を行います。
眠っている間は手術中の恐怖感や痛みをほとんど感じないため、寝て起きたら終わっていた、という感覚で手術を受けていただくことができます。
当院では、「鼠径部小切開法』と『腹腔鏡』の2通りの術式があります。どちらの術式の場合も同じ麻酔で日帰り手術が可能です。
手術後の痛みが少なくなるよう、できるだけ手術創は小さくなるよう心がけています
当院では日帰り手術を安心に受けていただくために、医師はもちろん、看護師・臨床検査技師・受付事務などスタッフ全員が日帰り手術についての知識・理解を持ち、手術前・手術・術後まで一貫したチームで治療に携わっています。
何でも聞いていただけるような、明るくアットホームな雰囲気が当院スタッフの自慢です。
新宿駅は11路線が乗り入れる利用者数日本一のターミナル駅です。
“通院のしやすさ”を考え、新宿という街を選びました。
当院は新宿駅南口を出て徒歩7分の立地となっています。
患者さんにとって手術は一生のうちに何度も経験することのない体験です。その患者さん自身が手術の技術的な良し悪しを判断することは難しい。じゃあ何が分かるかというと、やっぱり「人」が分かるんですね。手術の技術はもちろんですが、手術の前後に当院のスタッフと接して、そこでいかに満足してもらえるかが一番大切なことだと思うのです。
「手厚く、丁寧に」というおもてなしももちろんなんですけど、私は患者さんに「この人面白かったな」とか「ここの看護師は明るいし、会話が楽しかったな」とか思ってもらいたいです。手術の日程調整やオリエンテーションで患者さんと話すことが多いので、芸人さんじゃないけど、せっかくならその時にちょっとした“爪跡”を残したいと思っちゃうんですよ。私個人的には理想はアトラクション的な感じで思われたらいいかなと 笑
うちのクリニックは、医師・看護師・技師・受付さん、職種を問わずみんな仲が良くて、患者さんには「仲良くて明るくていいね」とか結構言われます。本当に隔たりがないので何でも相談しやすいですよ。理事長も患者さんには本当に真摯に向き合っていて、患者さんのペースで話を聞いて、例えば「仕事があって」とか「出張があって」とか相談されると「じゃあちょっと前倒しで手術する?」とか多少の融通を効かせたりしています。
高島先生が独立される前の病院からのご縁です。鼠径ヘルニアは最初お腹に何かクリクリが出て「がんかな」と疑ったのですが、ぽこっと出たから「これは鼠径ヘルニアね」って「あっ」と思って。先生に電話を入れたら「すぐ診てあげよう」って言ってくれました。そんな方にオペしていただくっていうのは一番ですよね。それはもう3~4年前くらいの話で、今でもかかりつけの病院として定期的にお薬をもらいに来ています。
初診日は、まず超音波検査を受けていただき、その後医師の診察となります。(検査と診察は状況により、前後することがあります)
手術を予定される方は、診察後に、採血・心電図・呼吸機能等の術前検査、日帰り手術の流れについてのご案内があります。手術のご予約をとっていただいたら終了。所要時間は1時間半~2時間程度です。
手術当日は、ご予約時間の10分前までに受付を済ませていただきます。
執刀医の診察、処方薬の説明が終わりましたら、手術室へご案内します。
手術時間は40分前後です。手術後はリカバリー室で15分程度休憩します。
術後診察とお支払いが済みましたらご帰宅いただけます。
手術当日の所要時間は平均して2時間程度です。
術後は1週間目、2か月目に診察があります。
それぞれ所要時間は30分程度です。
<お支払い方法>
・切開法は片側ずつ、腹腔鏡手術は片側でも両側でも同一の診療報酬点数となっています。
・まれに必要に応じて感染対策や麻酔の追加を行う可能性がございます。その場合は上記金額よりも手術当日のお支払いが増えることがあります。
※1 術前検査として有効期間内の心電図検査・血液検査結果をご持参いただいた場合は、当院での検査も必要最低限となります。その場合は省略した項目分が減額されます。
※2 10万円を超える医療費は高額療養費の対象となる可能性が高くなります。個人の所得によって自己負担の限度額は異なりますが、標準所得(区分ウ)の場合のお支払い額は80,000円前後になります。
※3 70歳以上で〜2割負担の方は、自動的に高額療養費が適用となり、ひと月の医療費お支払い限度額が18,000円となります。
高額療養費等、費用についてご不明な点はお気軽にお問い合わせください。
当院での治療は保険診療となります。
保険診療では、厚労省で定められた診療報酬点数に基づいて患者さまのお支払い額が決められています。
そのため、同じ手術であればどの医療機関で受けてもお支払い額に差が出ることはありません。(使用薬剤や麻酔法などによって診療報酬点数に差が出ることはございます)
また、上記費用は平均金額となります。お薬の処方や検査が追加になった場合などは追加の費用が発生いたします。ご承知おきください。
手術後の痛みはありますか?
鼠径ヘルニアは筋肉の手術なので、手術後は体を動かすと痛みます。特に、朝ベッドから起き上がるときやくしゃみ・咳をしたときなどです。手術後は1週間分の鎮痛剤を処方し、それを内服して痛みを抑えてもらっています。痛みの程度は個人差があるため、術後の経過観察もサポートさせていただいています。
仕事にはどれぐらいで復帰できますか?
手術後の仕事復帰のタイミングは仕事内容にもよりますが、デスクワークの方なら術後3日目には復帰されている方が多いです。力仕事は2週間後からにするようにお話ししています。
手術後の生活はどのようになりますか?
ご帰宅後は食事の制限はありませんので、手術直後からいつもどおりのお食事をしてかまいませんが、炎症や内出血が強く出ることを防ぐために手術当日と翌日の2日間は禁酒となります。車両の運転についてもお控えください。万が一メッシュを当てた周りの部分が弱くなって再発してしまった場合は、再手術が必要になります。
手術はすべて日帰りで可能でしょうか?
当院ではほとんどの方の鼠径ヘルニアを日帰りで手術をしていますが、入院をお勧めしている方もいます。入院をお勧めしているのは、かんとんヘルニア、戻りきらないヘルニア、手術後に又出てきた再発ヘルニア(特にメッシュを使った手術を受けた方)、肥満の方、重篤な病気を持っている方などです。日帰り可能かどうかは、診察してからの判断になります。入院手術の場合、当院は入院施設がありませんので、他施設をご紹介することになります。
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